あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

年明け早々に能登で大きな震災がありました。

私の家族が能登に住んでいます。

すぐに状況確認のため連絡をしました。

「全員無事」と連絡が入った時にほっとしました。

ただ町は全壊。それに火災もあり多くの方が現在も救助を待っている状況です。

震災による被害が大きく、家族より「ここはもうダメや」と。

家族と相談して祖父母を他県の親戚の家に連れていくことにしました。

危険なのはわかっていましたが祖父母を迎えに行く決心をしました。

できるだけ多くの物資を持ち現地に向かいました。普段使用している有料道路も通行止め。下道で能登に向かいました。

SNSやライフラインが遮断されていない地域の方より情報をもらい、どの道が使用できるか地図で確認しながら向かいました。

能登に入ってからの道中は道が割れ、土砂崩れがあり、電信柱は倒れ、電線が垂れ下がり、大型車両も通れない状況でした。

通れる道を探しながら前に進みました。

他県ナンバーの車もあり荷台にはたくさんの物資が積んでありました。

やっとの思いで能登に到着し、物資を配りました。

「ありがとう。助かる。全然何もなくて困ってた」と。

現地の人たちはみんなで声をかけあい救助活動や情報共有をしていました。

私が現地に着いたのは1/4の朝。震災が起きて3日が過ぎようとしていた時でした。

TVで映像が流れているように朝市は全焼。家屋も倒壊し道も寸断。言葉がでないような風景でした。

救急隊や自衛隊の方々も懸命に活動をしていました。

祖父母と合流して能登を出発し無事に親戚の家へ送り届けました。

帰り道にDMATや他県の消防、自衛隊の方たちとすれ違いました。

それだけではなく、ショベルなどをのせた車、下水道を管理する業者など様々な方とすれ違いました。

災害を前にあまりにも無力ですが、みんなの協力があるおかげで少しずつ前に進んでいくように思います。

皆様本当にありがとうございます。感謝を伝えきれません。

近年、災害が増え災害に対しての意識は高まっていますが時間が経過すればその意識も薄れていくように思います。

そうではなく、常日頃意識して準備しておくことの大切さを改めて実感しました。私たちも今日からできることを全力でしていきたいと思っております。

大切な人を守るため、自分の命を守るため今からできることはしておいた方がいいですね。

言葉足らずで申し訳ございませんがここで終わりにしたいと思います。

これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします。